へなちょこSEの考察

0x1E歳のへなちょこSEが、日々思うことを考察します。自社内、金融系を経て現在法人系PKG開発に従事。

具体的な指示が良くない理由

なるべく具体的に指示を出しなさい、と言われることがあります。
具体的にすれば、指示を違えることがないからだと思われます。


確かに、作業は間違えないことが重要で、コミュニケーションの齟齬による作業ミスなんてのは防ぎたいものです。
ただ、あんまり具体的すぎても良くないのかなと思ったりもします。


具体的な指示は、その通りにやればよいということになるため、作業者に考えることをさせません。
場合によっては、自分では考えるなと言われることすらあります。
これでは作業品質は上がるでしょうが、作業者のスキルが上がりません。


時と場合によるものだとは思いますが、作業指示で必要なことは具体的な指示ではなくビジョン、目的の共有なのではないかなと思います。
最終的な到達点が合意できていれば、別にそこに行くための手段は問わないわけです。
散歩を兼ねて歩いて行ってもいいし、ちょっと遠回りだけど電車を使うということだって(時間やお金の制約の範囲内であれば)問題ありません。
「なるべく早く」という制限があれば、お金はかかるけどタクシーという手を使っても構わない。
その辺の意識さえ合っていれば。


自分で考えられない社員が増えた、といろんな社長さんが思っているそうです。
これは「やり方」を教えて「考え方」を教えてこなかったということが一因かも?
後輩を教えるときは、その辺を意識して教えていきたいです。